拝啓、赤色のちっちゃなおじさん。
昨年の9月から書いているのに、全く筆の進まなかった記事の一つ。
他担の私が触れるのが少し恐れ多くて。
だけど、もうあれから1年が経とうとしてるから、心の整理をそろそろつけたくて。
なので、他担だけどあえて書きます。
関ジャニ∞って、いつだって全力で、真っ正直で、本気でアイドルをやってくれて、ファンにいつでも無限大の愛を伝えてくれています。
そんな関ジャニ∞からの突然のメンバー脱退のニュースからもうすぐ1年が経とうとしています。
ですが、未だに飲み込めません。
すばる担ではありませんが、
やはり、好きな関ジャニ∞からメンバーが一人脱退したということはやはり寂しくもあるしどこか心の底で悲しい気持ちになります。
最初、報道が出たとき、
『嘘だ~、すばるくんに限って、んな事あるわけないよ~(笑)』
なんて、のんきな事を思ってました。
あんな事無いと信じてました。
でも、
翌日に届いたファンクラブのメールの一文。
『11時より、関ジャニ∞メンバーより大切なお知らせがございます』
まさかと思った。
当然、報道は嘘ですと言いきってくれると思った。
だけど、嘘でもなくて。
その後に行われた、メンバー揃っての会見。
いつもの見慣れたMCの並び順に座って。
いつもの並びだけど、表情は様々。
前を向いている人
決意に満ちた人
まだ納得しきれてない人
平静を保つのに必死な人
平静を保ちすぎている人
明らかに涙目の人。
私の中で、何かを感じた。
そして、
すばるくんがゆっくりとその口を開いた。
『2018年12月31日を持ちまして、
ジャニーズ事務所を退所させて頂くことにいたしました。』
『自分の音楽を突き詰めて行きたい』
口下手な彼から出た、はっきりとした言葉。
ジャニーズ事務所を辞める‥と。
その後、記者さんからの質問で、メンバー自身もすばるくんを必死で止めようとしたことやメンバー間での葛藤が語られた。
その中の質問の一つ。
『バラエティが嫌になったからなのか』という質問。
週刊誌で、すばるくんが脱退を決めた理由として挙げられていた。
でも、すばるくんはハッキリと言ってくれた。
『バラエティが嫌になったわけじゃない』と。
この質問で、私はハッキリと、
すばるくんは単純に夢を追いかけたくてこの脱退と退所を決めたんだって思えました。
それまでは、色々なことが頭をよぎりました。
だって今は、憶測がかんたんに飛び交うし、私達には分からない苦悩もある世界だと思うから。
だけど、私達が心配するようなことが原因ではないことが分かって、本当にホッとしました。
会見が終わり、一番に思ったこと。
関ジャニ∞でメインボーカルを務める、彼らしい決意だなって。
今まで、沢山の人との出会いとたくさんの音楽に触れる機会のあった彼だからこそ、いろいろな人から刺激をもらっていたんだね。。
自分の音楽の可能性を、
もっともっと突き詰めたくなったんだなと。
もちろん、自担を入り口として関ジャニ∞のファンになって、すばるくんの歌声にも惚れ込んだ私としては今回のことはとても寂しいし悲しい。
7人のエイトというものが当たり前過ぎたから。
黒、赤、紫、オレンジ、黄色、青、緑。
7色あるのが当たり前で、その真ん中にいつもちっちゃい体ながら、いつもあった色だから。
関ジャニ∞を飛び出して、ジャニーズ事務所を飛び出しても、後ろ盾を失っても自分の夢に真っ直ぐに向かいたいという決意。
あれだけ真っ直ぐな目で言われたら、送り出すしかないじゃない、と思いました。
だからあの時は、
他担だけど、すばるくんの歌声が大好きだし、笑いのセンスも大好きだからこそ寂しいし、悲しい思いでいっぱいでした。
何聴いてもすばるくんのことを歌ってるんじゃないかって気しかしなくて。
たけど、6人でのツアー『GRE8EST』を経て今は、これから先、すばるくんがどんなステージでどんな歌声を聴かせてくれるか待ち遠しいなと思えます。
ただ、あのツアーも、やっぱりどこか探していました。
聴きなれたすばるくんの歌声と笑い声とツッコミと、姿を。
それでも、6人はそんな私達の思いも受け止めて立派にステージに立ち、私達ファンに強い姿を見せてくれました。
そして、まだまだ癒えぬファンの心に寄り添ってくれました。
あなたが居なくなってから色々あったけれど、すばるくん、貴方の居ない関ジャニでも、6人でも立派に5大ドームツアーやり遂げたよ。
次はあなたの番だよ。